魚と嵐でブリザード?

(⿰魚嵐)
なんだかとっても!いいかんじにも出てきたこの漢字はブリザードと読むという。ソースは『漢字と遊ぶ 現代漢字考現学』(斎賀秀夫著。毎日新聞社)だろう。
その本には、国立国語研究所に東京の西新井警察署から「魚へんに嵐という字は何と読むのか」という電話がかかってくる話が載っている。暴走族の名だという。その時係員は分かりかねると答えたが、著者は板橋区の塀にチョークで落書きされたその字を偶然目撃していたという話だ。11ページには(⿰魚嵐)の字が活字でも印刷されているために文字鏡に収録されたのだろう。どうやら別の書籍が典拠らしい。2014-06-19
(その本には落書きの写真も載っているが、その字は省略されていて(⿰魚⿱山凡)の形をしている。)
個人が作った字が有名になる話は他にもある。続くかも。