2012-04-14 JIS X 0213:2004 字形の追加準備 その2

フォント生成スクリプトのバグはだいたいなくなったと思う。そろそろ、フォント生成スクリプトを導入して試してみたいと思っている。
生成スクリプトの主な変更点は、旧生成スクリプトbuild-ttf.peをPythonで書きなおしたこと。これで、生成スクリプトの変更や機能追加がしやすくなったと思う。今まではsplit-bearing.plやsplit-kerning.plがデータを元にベアリングやカーニングを設定するスクリプトを生成していたが、それも不要になった。*1
そして、JIS2004字形を収録するためにスクリプトを修正した。codemapファイル中で0x????unと指定されたグリフは、OpenTypeの機能で切り替えられる。*2
サンプルはこちら: M+ Web Fonts Samples / jp04

*1:Pythonで書きなおす時に、set_instructions相当の処理は削除してしまったのだけれども、多分問題ないよね……?TTFのヒンティングに関する処理だと思うんだけど、問題あったら教えてください。

*2:「牙」JIS2004字形がUnicodeの康煕部首として収録されていたから、例外的な処理を追加してある。