マゼンタだって色である

マゼンタは色ではない。脳が作った幻想である。http://sasapanda.net/archives/1920
上のブログは、読んでみたら内容が少し変だ。今日の日記のネタを探していたので、色について色々書こうと思っていた。

その前に、引用された英文サイト“Null hypothesis | The Journal of Unlikely Science”が気になったので、調べてみた。サイト名は訳すと「帰無仮説|ありそうもない科学のジャーナル」となる。

Essentially we poke fun at the world of science and technology to highlight all the weird and wacky stuff out there. We present articles that are often so far fetched you can't believe they can possibly be true.

http://www.null-hypothesis.co.uk/about

英語が得意でないので翻訳はExciteに丸投げしたけど、ユーモア系のサイトでしょう。ちなみに帰無仮説の本来の意味はwikipedia:仮説検定に書いてあります。

色の話に入る。wikipedia:色によれば、

色(いろ)は、可視光線の組成の差によって質の差が認められる視覚である色覚、および、色覚を起こす刺激である色刺激を指す。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%B2

ということで、スペクトル中にあっても、赤外線と紫外線は目に見えないので色ではないし、マゼンタは虹色に含まれていないが色だ。

(ここに長々と色についての色々な説明を書くつもりだったけど、それよりもWikipediaを読んだ方がずっと有益だろうから、wikipedia:色を読んでもらうことにしました。)

ということで、色は物理的な面だけではなく、心理的な面が深く関わってくるわけだ。周りの光源によって、色の知覚を変えたり、盲点の色を補完することによって、環境の変化に対応する。
デジタルカメラのイメージセンサも(とても簡単なものだが)画素の補完が行っているし、自然な写真になるようにフォトショップなどで加工するが、人間の脳はそれをリアルタイムに行っているのだ。

最後に面白い本を紹介します。

こんにちはあかぎつね!

こんにちはあかぎつね!

この絵本は、かえるのぼうやのおたんじょう日のお話です。
そして、反対色もしくは補色のことがわかる本でもあります。