2024-01-01から1年間の記事一覧

記号と通信に関する抽象階層モデルのメモ

情報科学・技術と記号論を関連付けようとする試みは、いくらか存在するが、個人的には、いままで提示されているモデルで納得がいくものはあまり多くない。既存のモデルは、断片的だったり不正確だ。ここでは、より正確であるが、詳細になりすぎないモデルを…

抽象クラス、インターフェース、Kotlinの記法

抽象クラスは未定義の抽象メソッドがあるクラスで、派生クラスで実装を行うことで、インスタンス化が可能になる。 abstract class AC protected constructor() { abstract protected fun amX(): Int abstract protected fun amY(): String fun cmZ() = "${th…

「IPAフォントライセンスを巡って」について思うところ 2

前から時間が空いてしまったけど、サブセットフォントは包摂基準を変えるのか、というところについて書く。 IPAフォントライセンスを巡って | 一般社団法人 文字情報技術促進協議会 フォントがどうだろうと包摂基準には関係しない 包摂基準というのは、文字…

「IPAフォントライセンスを巡って」について思うところ 1

IPAフォントライセンスを巡って | 一般社団法人 文字情報技術促進協議会 IPAフォントライセンス1は、Open Source Initiative (OSI) から、The Open Source Definition (OSD) 2に準拠しているという認定を受けているという触れ込みだった。3 だから、ライセン…

MJ文字情報一覧 部首・内画数の誤りについて

MJ文字情報一覧の部首・内画数に誤りがあるので、現時点で気づいているものをここにメモしておく。(部首が異体字の部首になっているもののうち、内画数と総画数が一致しているものを含む。内画数に-が指定されているものは含んでいない。) MJ000026 㐭 亠…